若いフランス人のフランス語は実は面白い。
残念ながら俗語の話ではなく、言語の変化の話です。
若い日本人の日本語はだいたい略語が多いね?
例えば、ゲキオコ(激怒)とか
若いフランス人が使う言葉は略語より「Verlan」という話し方を使ってます。
「Verlan(ベルラン)」とは?
「Verlan」の由来:
フランス語では「逆」という言葉は「(à) l'envers」と言います。
単語の半分切って逆にすると、
L'envers => vers+l’en =>Verlen
昔の書き方はVerlenですが、現在はVerlanと言います。
「Verlan」の仕組み:
単語の半分切って逆にするか単語の読み方を逆にすることで新しい言葉を作る。
「Verlan」の歴史:
実は昔から存在してるものです。
16世紀と17世紀の時に書くことのみでしたが、「Verlan」を使うのは面白いと思われたから、18世紀から書くことだけではなく会話でも使い始めたと言われてます。
1867年に秘密な会話するために使われて、
第二次世界大戦の時に、自分の会話をドイツ人にバレないようにたくさんのフランス人が「Verlan」を使ってた。
結論は文章の書き方の遊びから生まれて、秘密な話するために使われて現在は若いフランス人の話し言葉になった。
面白いと思いませんか?
現在は人気がある「Verlan」を少し教えます。
① 頭がおかしい : Fou
「Verlan」: ouf
② 一生懸命(やる)・もちろん : à fond
「Verlan」: à donf
③ 音楽: Musique
「Verlan」: zic mu
④ 女性: Femme
「Verlan」: Meuf
⑤ 男: Mec
「Verlan」: Keum
⑥ パーティ: Fête
「Verlan」: Teuf
⑦ 怪しい: louche
「Verlan」: Chelou
⑧ 怒ってる: énervé
「Verlan」: Vénère
最近のフランスの映画を観るのが好きな人は「Verlan」の知識を少しあった方が理解しやすいと思います。
教科書通りのフランス語は大事ですが、もっと現実的な生きたフランス語も習った方がいいと思いませんか?
生きたフランス語を覚えたいなら
是非ラブレフランス教室のネーティブ先生のレッスンを受けてみてください。
ダミアン
ラブレフランス教室
www.vraiefrance.com